9月4日(日)NO.2
原発関連で必読の書と薦められた3冊の最後。
これは、3.11までに東京大学大学院で修士論文として提出されたものに、3月11日以降に一部加筆されたものであるが、ほぼ3.11前に書かれたもの。
どうして福島に原子力発電所ができたのか?
そもそも原子力の平和利用という話はなぜ始まったのか?
なぜその土地にできたのか?
なぜ一度出来たら反対運動は広がらないのか?
多くの方々の当時の証言をもとにまとめられている。
ある面、原発だけの問題ではない、権力や補助金、中央集権など根本的な問題をあらためて問われていると思う。
詳細にまとめられていて、原発だけでなくそもそも町の豊かさって何?と問われているのではないかと思う。
みんな夢を見たけど、その夢はある面実現して、ある面まったく逆へ進んでしまったこと。
そしてさらに今回の事故。
これは私もお勧めの一冊です。
紹介いただいた方には感謝です。
また、現在話題になっていることも実によく理解できます。
これから原子力発電所はどうなるのか?
最終処分場さえ決まらずにスタートをしてしまったことの責任はだれがとるのか?
本当に国だけの責任だろうか?
そしてこれから現実にある施設をどうするのか?
エネルギー問題は今後どうするのか?
二度とこのような事故を起こさないためにも、
知らないこと、わからないことを他人任せにすることを一人ひとりがやめない限り、
まったく別の問題でそれぞれの町やこの国が大きな問題にぶち当たることことは明らかであると思う。
※「フクシマ」論 開沼博 著 青土社