3月16日(金)
「ひとがもし他人から習って理法を知るならば、その人を敬うこと、
あたかも神々が帝釈天を敬うごとくになすべきである。
学識多きその師は、尊敬されれば、その人に対して、
心からよろこんで真理を顕示する。
思慮ある人は、そのことを了解し、傾聴して、
理法にしたがった教えを実践し、
このような人に親しんで怠ることがないならば、
識者、わきまえる者、聡明な者となる。」(シンガーラの教え)
われわれは人生においていかに生きていくべきであるか、
ということについて迷っているのですが、
いかに生きるべきかという道を知るためには、
良き師につかねばなりません。
だから人は師を尊敬しなければならない、
というので、右のように説かれているのです。
「仏典の言葉」 中村元 岩波現代文庫