9月16日(日)
今日の一言(188)
『私にとって重要なのは在りし日のこの国の文明が、人間の生存をできうるかぎり気持ちの良いものにしようとする合意と、それにもとづく工夫によって成り立っていたという事実だ。ひと言でいってそれは情愛の深い社会であった。真率な感情を無邪気に、しかも礼節とデリカシーを保ちながら伝えあうことのできる社会だった。当時の人びとに幸福と満足の表情が表れていたのは、故なきことではなかったのである。』(『逝きし世の面影』渡辺京二)
得たもの失ったもの時々振り返ることは必要かも。善い悪いは別としても。