11月3日(土)
今日の一言(236)
『万年筆だけは、いくら高級なものを持っていてもいい。(中略)
万年筆と、それから手帳なんかもそうだね。アクセサリー的なものはだめですよ。あくまでも実際的な手帳であって、たとえば外国製の本当の革表紙の手帳で、内容がいくらでも替えられるというのがあるでしょう。買うときは高いけれども、それを買って二、三年ぐらいして革表紙がくろずんでいるようなものを使っているというのは、それはいいものだよ。男っていうのは、そういうところにかけなきゃだめなんだ、金がなくっても』
(『男の作法』池波正太郎)