助長的

『江藤俊哉という大バイオリニストがいる。江藤先生は剋殺的なことを一切言わない人だった。ゆえに、弟子の才能を大きく伸ばした。日本で名を成したバイオリニストのほとんど全員が江藤先生の弟子といってもいいぐらいである。江藤先生はバイオリンの腕がいいのみならず、助長的で、弟子のいいところを伸ばすことに長けていたのである。このように、名教師といわれる人には必ず助長的な部分があるものである。』(『幸田露伴の語録に学ぶ自己修養法』渡部昇一)

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